工房日誌-11月08日（日）気持ちはアグレッシブに！

11/08（日曜日）！工房長の＜テラダシンヤ＞です。

変わったものへの印刷依頼が増えているこの頃です。

なにしろ経験したことのないモノへの印刷は慎重に対応しませんと墓穴を掘ることにつながってしまいます。

慎重にできるかどうかを見極めてから見積りをしていかないとなりません。

今回の写真もその中の一つになりました。

素材が発泡素材のウレタンで厚みは50ミリあります。

インキ接着の問題、素材の伸びや縮小の問題、乾燥するラックや場所の問題、印刷コストの問題と考えれる問題やトラブルは全てイメージしてから受けたいと思っています。

それでも予定と違うことが多々あって難しいのですが、その辺は割り切りが大事です。

いい経験をさせてもらったと思えばいいのです。

次回の見積の際には役に経つようにしっかり記憶してメモしてデータを残していかねばなりません。

なのでやったことのない仕事、できるかどうかわからない仕事にも積極的にチャレンジしていきたいと思っています。

これは吹矢の的です。
厚い発泡素材へ直接印刷しています。

柔らかな素材のため、位置決めのための当てにあわせる力をセーブしないと 簡単にズレが発生してしまいます。

インキによる素材表面の伸びや縮小もあるようなので
細かな合わせのある絵柄は難しそうです。

今回はサンプル製作の段階ですが、
量産になると厚みが50ミリと分厚いため
乾燥問題を解決する必要が出てきますね。